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建設経済新聞社
2023/06/20

【京都】市営住宅空き住戸の改修活用 山科など全案件で応募有り

 京都市は19日、市営住宅の空き住戸を「若者・子育て向け住宅」に活用する取組について、全ての案件に事業者からの応募があったことを明らかにした。今後、6月下旬に事業者選定を行う。
 市が公募で選定した事業者に市営住宅を貸し付け、事業者がリノベーションし、賃貸住宅として手頃な家賃で供給し、若者・子育て世帯の移住・定住につなげる全国初の取組。
 対象住戸は、西京極市営住宅(右京区西京極新田町17−1)が計8戸(2棟502号、4棟201号、5棟501号、5棟502号、7棟403号、8棟303号、9棟404号、10棟101号)、南烏丸市営住宅(南区東九条南烏丸町35−6)が計7戸(1棟201号、207号、211号、604号、710号、2棟453号、956号)、山科市営住宅(山科区西野様子見町1−2)が計18戸(1棟104号、160号、161号、211号、252号、407号、554号、761号、762号、1011号、2棟861号、862号、964号、1156号、1165号、3棟659号、965号、1107号)、洛西北福西市営住宅(西京区大枝北福西町1丁目3−1)が計2戸(30棟911号、1109号)。
 募集住戸はAグループからFグループの6区分。Aグループが西京極市営住宅2棟502号、4棟201号、8棟303号、南烏丸市営住宅1棟211号、710号の計5戸。Bグループが南烏丸市営住宅1棟207号、604号、山科市営住宅3棟659号、965号、1107号の計5戸。Cグループが西京極市営住宅9棟404号、10棟101号、南烏丸市営住宅1棟201号、2棟453号、956号の計5戸。Dグループが洛西北福西市営住宅30棟911号、1109号、西京極市営住宅5棟501号、502号、7棟403号の計5戸。Eグループが山科市営住宅2棟861号、862号、964号、1156号、1165号の計5戸。Fグループが山科市営住宅1棟104号、160号、161号、211号、252号、407号、554号、761号、762号、1011号の計10戸。
 応募者数は、Aグループが1社、Bグループが2社、Cグループが2社、Dグループが1社、Eグループが6社、Fグループが1社で、6区分に10社が応募した(複数グループに応募した事業者あり)。
 また市は、向島ニュータウン及び洛西ニュータウン内の市営住宅の空き住戸について、民間活力による活用事業の募集も実施。それぞれ1社の応募があった。
 空き住戸活用と合わせて、試行的に活用事業者に市営住宅の管理業務の一部の委託を行う。対象住戸は向島ニュータウンの向島市営住宅9街区(伏見区向島藤ノ木町72−9)が空き住戸数65戸(間取りは3DKの52・2u)、洛西ニュータウンの洛西東竹の里市営住宅51〜58棟(西京区大原野東竹の里町4丁目)が空き住戸数62戸(間取りは3DKの58・75u)。
 担当は京都市都市計画局住宅室住宅管理課。