高知県中央東土木事務所は、国道195号山田バイパスの新設に伴い終点側の佐野地区で法面工事を発注する。現場打ちの法枠工であるフリーフレーム工法により法面をコンクリートで被覆する。先行する工事の進展を踏まえ、年度内の発注を目指している。
現在進めている山切工の延長200bでは、延長100bの法面工を併せて実施しており、今回の工事で残る100bを施工する。工期は8カ月。施工場所は香美市土佐山田佐野。
ただ、今後、国の補正予算でさらに事業費が確保できた場合、施工する範囲や内容を改めて検討する。
山田バイパスは、香美市楠目地区から同佐野地区までを結ぶ延長4・1`の2車線道路。市道植線から終点の現国道195号までは片側歩道で、幅員が10・25bとなっている。主な構造物として、延長355bのトンネルや、佐野池に架ける橋長98・5bの橋梁などを計画している。これらについても今後、順次整備を進めていく。
提供:建通新聞社