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　海津市は、平田総合福祉会館「やすらぎ会館」（鉄筋コンクリート造２階建て延べ２５３６平方�b）を改修して整備する「海津市こども未来館」（仮称）の基本計画書を公表した。
　改修は２０２３年度からの２カ年事業で、２０２３年度の事業費には２億６５４５万円を計上。債務負担行為で24年度の事業費は約２億円を見込む。施設室内・外壁改修を７〜８月に発注する予定で、９月の議会承認を経て、本契約を結ぶ。施設室内改修と外壁改修は一括で発注。外壁改修は単年度で完了する。
　基本計画書では、まず、ニーズ調査、市民ワークショップ、各種団体へのヒアリングなどで集まった意見や要望を整理し、基本方針を設定した。
　改修工事の方針としては、１階の車庫エリア（３３０平方�b）や２階の浴槽エリア（１３６平方�b）は改修の範囲外とすること、照明をＬＥＤに改修し、ランニングコストの低減を図ることなどを挙げた他、こども未来館エリアでは、１階、２階トイレを洋便化、こども利用に対応できるトイレに全面改修することや床仕上げ材には厚さ６�_の長尺塩ビシートを採用することを挙げた。また、同施設内に整備される「こども未来館エリア」以外のエリアでも、支所など改修工事の方針を示した。既存施設の設備条件と調査内容も公表している。
　その他、管理運営計画も公表。施設整備に関わる課題や開館までのスケジュールなどを公表している。
提供：建通新聞社