一般社団法人福井県道路構造物保全協会(吉田勉理事長)の第7回通常総会が8日、福井市順化1丁目の福井パレスホテルで開かれた。2022年度の事業報告・収支決算、および23年度の事業計画・収支予算案などを慎重審議し、すべて原案通り了承した。
冒頭で理事長は、新型コロナウイルスも第5類に位置付けられ、全員参加の総会開催を喜びながら「原材料・エネルギー価格の高騰、恒常的な人材不足が起こっている。国からもDXの推進や働き方改革への強化が求められている」と業界を取り巻く情勢の厳しさを指摘した。
また「今年度は道路構造物の補強施工の技術水準の向上を目的とした研修会や技術者の育成を積極的に行っていきたい」と話し、会員らの協力を求めた。
23年度の予定として、9月に福井県建設技術フェアへ参加し、7、3月に開催する技術講習会と現場見学会では、全国技士会に加入し、CPDS対応をすることでメリットがあることを伝えた。
総会後に開かれた懇親会では、会員らが打ち解けた様子で親睦を深め合った。