輪島市は15日、「輪島クリーンセンター焼却処理施設解体工事」の制限付き一般競争入札について、5億8900万円で安藤ハザマ・宮地特定建設工事共同企業体(特定JV)に落札決定した。設計・施工一括発注方式で、開札は13日。
解体される輪島クリーンセンター焼却処理施設(美谷町)は1994年3月に竣工した。工場棟と管理棟を合わせた建設規模はS・RC造地上3階地下1階、延べ2250平方メートルで、煙突(RC造)の高さは55メートル。処理能力は日最大50トンで、ストーカ炉2基を備える。輪島市と穴水町とで構成する環境衛生施設組合の新ごみ焼却施設の運用開始に伴い、今年1月に稼働を停止した。工期は2024年9月30日まで。
解体に向けた計画策定業務などは中部設計が担当した。