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　新潟市は、２０２３年度地域密着型サービス（施設・居住系）のうち、山潟圏域の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護と看護小規模多機能型居宅介護の指定候補事業者について、社会福祉法人常陽会（新潟市江南区三百地２３１２番地３　志田常弘理事長）を選定した。
　地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護（定員２９人以下の小規模特別養護老人ホーム）および看護小規模多機能型居宅介護（登録２９人）を整備する。開設予定地は中央区姥ケ山２丁目１２６番。
　ともに提案は常陽会のみで、基本計画図面などの書類により、地域密着型サービス指定候補事業者選定部会において、施設整備・環境、施設経営、事業計画等、職員体制の評価項目について審査した。その結果、総合得点１２９点に対し、９７点を獲得し、安定持続した円滑な施設運営が見込まれること、安心・安全に配慮した施設運営が見込まれることから指定候補事業者に選定した。
　市では、地域包括ケア計画「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」（２１−２３年度）で利用者が身近な地域で必要なサービスが利用できるよう、地理的条件や整備ニーズを踏まえ、日常生活圏域ごとの整備バランスを考慮しながら地域密着型サービスの基盤整備を進めている。必要なサービス量を確保するため事業者を対象に公募した。