日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/06/15
【埼玉】川口市/(仮称)神根総合運動公園/基本設計の優先交渉権者を建設技術研究所・日本設計JVに
川口市はプロポーザル方式で選定を進めていた「(仮称)神根総合運動公園整備基本設計」について、優先交渉権者を建設技術研究所・日本設計共同体に選定した。神根運動場・同運動場北側用地・神根公園を合わせた約16・5haを総合運動公園として再整備する計画だ。契約締結後、公園や付帯する周辺道路などの仕様を2023年度末までにまとめる見込み。
神根運動場周辺の再整備は、県が計画する屋内50m水泳場の整備と連携するもの。運動場周辺に立地するスポーツ施設や広場の機能・配置を再検討するほか、園内を東西・南北にそれぞれ通過する園路を設けるなど、運動場周辺を幅広い世代が活用できる総合公園として再整備する計画だ。
基本設計の契約締結後は「神根運動場周辺基本計画」と整合性を図りつつ、公園・園内施設(クラブハウス、トイレ)および付帯する周辺道路・水路・雨水貯留施設などの詳細を検討する。防球ネット・照明・擁壁などの仕様もまとめるほか、防災設備を導入するために必要な機能整理・非常用発電施設の設計なども同時に実施する見通し。