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　平井伸治知事は13日、米子―境港間のミッシングリンクについて「地域や道路の課題を整理し、高規格道路の必要性を検証していく」と開会中の６月定例会本会議で述べ、早期の事業化に向けて国に協力する考えを示した。
　自民党・斉木正一議員の代表質問に答えた。
　「米子―境港」は今年３月、国交省の23年度予算概要に同区間が初めて明記され「地域や交通の課題整理を関係自治体と連携して実施する」との文言が盛り込まれた。
　平井知事は２００６年に同区間が事業凍結になった後の取り組みに触れ「まだハードルがいろいろとある」と、暗に事業費やルートの課題を挙げた上で、「我々の方でも問題を整理し、必要性を検証する事業を今議会に提案させてもらっている」と説明した。
　６月補正予算案には現状課題の整理や効果検証業務に５００万円を計上。道路交通や周辺地域の状況をまとめる。
　また、平井知事は地域高規格道路について、江府三次道路の江府町武庫―日野町下菅９�`と倉吉関金道路の倉吉市福山―関金町大鳥居４�`に調査費を６月補正案に計上していると説明。それぞれ次期区間の前進に力を注ぐ考えを示した。

日刊建設工業新聞