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　　岡山県は、岡山操山高校（岡山市中区浜４１２）管理棟長寿命化改修工事に向け、２０２３年度は実施設計を進め、24年度に工事を発注する見通し。工事は仮設の移転先などを考慮し、２期に分割して実施する。また、例年１月上旬に中学校、３月上旬に高校の入学試験があることからできるだけ早期の着工を目指す。
　規模は鉄筋コンクリート造３階建て延べ２５１２平方�b。老朽化した外部建具、内部の床、内壁、天井、建具の改修と照明器具、電気配線、給配水管、ガス管などの更新、段差解消、スロープ、手摺りの設置などのバリアフリー化整備を行う。また、屋上は、12年に改修工事を実施しているが、必要に応じて改修を検討する。外壁についても雨どいがなく、柱形に沿って雨水を流す箇所にコケや汚れが目立つことから竪樋の新設などを検討する。
　諸室、廊下、階段などの内壁は、老朽化のため塗装により改修、ＣＢ壁はＬＧＳ（下地組）＋石膏ボード（２重張）塗装仕上げに改修する。床は老朽化によるＰタイルの破損が激しいため長尺シート。事務室、職員室と第２研修室の床はＯＡフロア仕様（Ｐタイル）。渡り廊下の床は防水、防さびに考慮する。
　電気設備は、老朽化した電線、電線管、配分電盤を更新するとともに、老朽化した照明器具をＬＥＤ照明にする。
　設計は創和設計（岡山市北区）。

｢提供:建通新聞社｣