燕市は、新たなサッカー場整備の検討に入るため、6月補正予算案に基本構想策定業務委託料として500万円を盛り込んだ。
小中高生を対象とする公式戦が可能なコート数、管理棟(選手控室等)、観客席、駐車場、トイレのほか、照明基数、人工芝の長さ(サッカー専用/他種競技共用)といった機能およびグレードなど調査を進めるという。また、場所については既存の市有施設(ふれあい広場、スポーツランド燕、旧燕工業高校跡地など)を利用することや、新たな用地として、規模や候補地の検討をはじめ、経費の試算、メリット・デメリット等を踏まえ比較検討するとともに、利用団体等の調整を行う。整備に当たっては、工事前年の11月から翌年1月にはスポーツ振興くじ(特定財源)に申請したい考え。
2016年2月に公式戦の開催も可能で、昼夜を問わず雨天でも使用できる照明設備付きの人工芝サッカーグラウンドの早期整備を求める請願。また、ことし1月には市議会議員有志(全議員)による「燕市におけるサッカー場整備の議論を再開すること」とした要望書が提出されていた。