社会福祉法人ミドリ保育園(金沢市南塚町、塚野登理事長)は14日、野々市市中林地区で計画する「ミドリ富陽こども園新築工事」を5社で入開札し、ほそ川建設に落札した。7月に着工となる見通しだ。
新たな幼保連携型認定こども園の建設規模は、S造2階建て延べ999・49平方メートル。工事には園庭や外構整備も含む。定員は120人程度。建設場所は同市中林土地区画整理事業施行地区内67街区1で、石川県立大学の東側隣接地=写真=となる。敷地面積は2644・64平方メートル。工期は2024年3月15日まで。設計は谷重義行建築像景(金沢市)が担当。
市内では、土地区画整理事業の進展や女性の就業率上昇などに伴い、今後もさらなる保育需要の高まりが予想される。このため、幼児の受け入れ先確保と保育サービス拡大に向け、新たな保育施設を設置するもの。昨年夏に市が公募し、プレゼンテーションなどを経て、同法人を整備事業者に決定していた。