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　建設業労働災害防止協会新潟県支部（植木義明支部長）は１３日、２０２３年度代議員総会を新潟市中央区で開き、無事故無災害を目指すとともに、安全衛生活動を一層推進することを誓った。
　会に先立ち、登壇した植木支部長は、県内の労働災害に関し「減少傾向にあるものの、第１３次労働災害防止計画で目標としていた死亡災害１５％減、死傷災害５％減の目標は達成できなかった」と無念の思いを表し、「今後も新潟ゼロ災宣言運動に参加するとともに、一層の災害防止活動の強化を図る必要がある」として協力を呼び掛けた。
　２３年度事業計画では、２２年度に引き続き墜落・転落災害防止を最重要対策と位置付け、フルハーネス型安全帯使用作業特別教育など足場に関する技能講習の開催、安全指導者活動などのほか、協会活動のＰＲによる非会員の加入促進を図るとともに、県下の安全指導者全員を対象に研修会を新潟市で開催することなどを盛り込んだ。また、県建設業労働災害防止大会を７月１９日に行うほか、１０月５日から２日間に渡り全国建設業労働災害防止大会を広島市で実施することを確認した。
　総会では理事のほかに死亡・重大災害ゼロ分会表彰が行われ、２０００日達成の村上、小出の２分会、１０００日達成の与板、柏崎、津川の３分会のほか、２２年度の年間で達成した１２分会の栄誉をたたえた。