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　フージャースコーポレーション（東京都千代田区丸の内）は、金沢市内でのマンション事業を加速させるもようだ。現在、駅西エリアで「広岡２丁目ＰＪ」を計画しており、既存建物の解体撤去工事に着手した。
　同ＰＪは築後約２５年、ＳＲＣ造９階建てのマンション「ウェルボニア金沢」および、Ｓ造２階建ての「オフィスルーヴァ」を解体し、敷地を一体化した上で新たな再開発プロジェクトを進めるものとみられる。解体工事はアイホー（名古屋市）が担当しており、９月末の完了予定だ。
　フージャースは、日本海側第１弾となった玉川町の「デュオヒルズ金沢玉川町」（７２戸）をはじめ、現在、野村不動産やＪＲ西日本不動産開発との共同による総戸数２８７戸と金沢エリア最大級の新築分譲マンション「プラウドシティ金沢」を建設中で、１棟リノベーションマンション「ザ・コート香林坊」のモデルルームもオープンさせるなど、北陸新幹線敦賀開業、その後の関西延伸をにらみ、金沢市内で積極的に事業展開を行っていく構えだ。