四万十市は、具同保育所の移転新築工事の発注時期を7月から10月に変更した。
CО2の排出量を削減する省エネルギー空調設備の導入に伴い申請していた環境省のZEB補助金が9月に交付される見込みになったことからそれを待って発注する。工事は建築・電気・機械の3分離で発注し、11月の着工を目指す。
新保育所の規模は木造2階建て延べ約1500平方b。定員は210人を想定しており、保育室9室、調理室、職員室、医務室、プールなどを設ける。工期は12カ月。本体工は24年秋の完成を目指す。
完成後は、別途発注で鉄筋コンクリート造2階建て延べ1000平方bの現園舎を解体し、園庭と送迎用駐車場を設ける。解体と園庭・駐車場工事を一括で発注するのかは現在検討している。
建設地は具同田黒1の現園舎北側。設計は艸建築工房(高知市)が担当した。
提供:建通新聞社