石井町、神山町、板野町の3町は、共同で計画する広域火葬場整備の事業手法ついて、PFI導入の可能性を探るため、6月2日に「PFI等導入可能性調査業務」の一般競争入札を行い、地域経済研究所(大阪市中央区)が落札した。落札額は393万円。同社は2022年度に基本計画策定業務を担当しており、引き続き概略モデルプランの作成や事業スキーム案の作成、VFM(Value for Money)の算定、最適事業手法の判断などの業務を担当する。履行期間は12月25日まで。入札には同社の他、長大(東京都中央区)が参加した。
基本計画によると、民間事業者を活用した場合のスケジュール案として都市計画決定に1年、事業者の公募選定に1年、設計と建設に2カ年程度を要すると想定しており、都市計画決定からおおむね5年後の供用開始を目指したい考え。
建設予定地は石井町高原字平島622ノ1他の約1万1400平方bで、敷地面積を基に想定したモデルケースでは、施設はおおむね平屋で、建築面積約3000平方b、駐車場約2400平方bなどとなっている。
提供:建通新聞社