魚沼市は9日、小出島地内「魚沼市養護老人ホーム南山荘建設工事基本設計業務委託」を制限付き一般競争で公告した。
参加申請書は14日まで受付。主な資格は市内に本店があることなど。
内容は同工事と附帯工事に係る基本設計一式。構造はRC造、延べ床は3000平方メートル程度とし、階数は3階建てを基本とするが周辺環境への配慮などを勘案し決定。居室、静養室などの基本的な機能のほか、ZEB Readyを目指した施設とする。また、定員は40人。想定工事費は約15億円(本体、駐車場、外構、税含む)。入・開札は22日、履行期間は2024年3月31日までとなっている。
現在の施設(下折立561番地)は、1981年完成のRC造2階建て延べ1968・75平方メートル、定員50人。生活環境や施設の構造上の課題、入居者の高齢化から生じる課題、維持管理経費の増大傾向や感染症発生時の感染拡大防止等への課題がある。このため、安心・安全で入居者にとってやさしく、施設運営においても機能性・効率性を重視した業務ができる施設として、旧湯之谷小学校グラウンドに建て替える。2024年度に実施設計を行い、25年度から26年度まで2カ年で施工する予定。