トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日本工業経済新聞社(群馬)
2023/06/08

【群馬】伊勢崎幹線を9月ごろ公告


県下水道総合事務所は伊勢崎市と太田市の各一部を対象とする佐波処理区の伊勢崎幹線について、伊勢崎市今井町地先での築造工事を9月ごろに条件付き一般競争入札で公告する。2023年度は約650m区間での築造工事となり、国道354号韮塚交差点から東側が対象となる。工法は泥濃式推進工となり、口径800oのコンクリートヒューム管を敷設する。
東毛流域下水道佐波処理区の伊勢崎幹線は、伊勢崎市の平塚水質浄化センターへ流れる管路の築造を行うもの。全体で1万2630mの下水道幹線を敷設する計画としており、2021年度末時点では8762m区間が完成している。
23年度の工事は、国道354号の今井町北交差点から韮塚町交差点までの約650mを9−4工区として発注する。泥濃式推進工法による敷設工事の他、立坑築造工2カ所、人孔築造工2カ所の実施を予定。立坑は工区途中の1カ所を発進立坑として、韮塚交差点付近の1カ所を到達立坑とする。また、工事が発注済みの区間にある立坑を到達立坑とし、両側へ推進する。加えて、立坑周辺での地盤改良工も行うとしている。設計はサンコーコンサルタント(東京都江東区)が担当した。
22年度は、9−2工区と9−3工区の工事を発注。伊勢崎、太田、桐生、館林土木管内に本店、土木1010点以上を条件としていた。9−2工区は栗原工務店・日正重機建設JV、9−3工区は鈴木建設・トーモーJVが受注している。
来年度以降に管渠築造工事の発注が残るのは、韮塚町交差点から北、主要地方道高崎伊勢崎線の約1000mとなる。設計は22年度に9−5工区、9−6工区としてサンコーコンサルタント(東京都江東区)が作成している。これまでと同様、泥濃式推進工法で口径800oの管を敷設する計画となっている。伊勢崎幹線全体でも9−5工区、9−6工区の完了により築造工事が完了することとなる。