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建設経済新聞社
2023/06/06
【京都】令和６年度国の施策・予算へ政策提案 京都国立博物館の機能強化、京都への文化財修理センター設置など
京都府の西脇隆俊知事は６日、令和６年度国の施策及び予算に対する政策提案を関係省庁に実施。内容は、①命と健康を守り抜く安心の構築②子育て環境日本一③人や自然との共生社会づくり④未来を拓く産業づくり⑤文化の都・京都の発信強化⑥魅力ある地域づくり・基盤整備の６つの柱から成り、合計53点。
建設関連の主な内容をみると、▽総合リハビリテーション支援拠点の整備への財政支援▽防災・減災、地域の活力や安心な暮らしを支える社会基盤整備に係る予算確保（防災・減災、国土強靭化のための５か年加速化対策の予算確保、資材価格の高騰等を踏まえた予算の確保、公共施設の長寿命化に向け、法定点検や維持管理を計画的・予防保全的に実施するための国の支援措置の拡大等）▽安心安全で魅力ある京都づくりのための治水・地域振興策の推進（［淀川水系］桂川の一の井堰の流下能向上について、引き続き国・府・市協力のもと、現河川区域にとらわれず、また井堰改築以外のあらゆる可能性を排除しない設計案の検討と早期着工、科手樋門（木津川市）など浸水実績を踏まえた樋門の新設・増強の検討、実施、大戸川の費用や効果を検証しつつ事業を進め、費用縮減の徹底。淀川の舟運について、淀川沿川地域のにぎわい創出を図るため、安定した航路の確保や船着場の整備、［由良川水系］豪雨災害の激甚化・頻発化に対応するため、由良川水系河川整備基本方針を変更した上で、これまでの河川改修の進捗を踏まえ、流域治水型の河川整備計画へ早期に変更し、切れ目ない対策の実施）▽まちづくりを支える下水道事業の整備促進及び老朽化対策のための予算確保（いろは呑龍トンネルなど下水道雨水対策の集中的な推進、府南部地域の急速な開発を支えるため、下水処理場の増強に必要な予算の確保、併せて老朽化施設の改築更新の重点配分として必要な予算の確保）▽盛土規制法の施行に向けた支援▽原子力発電所の安全対策▽原子力災害時のおける避難体制の整備（避難路整備の財源拡充等）▽持続可能な交通安全施設の維持管理・更新と子どもの交通安全対策の強化▽脱炭素技術先導拠点「ＺＥＴ－ｖａｌｌｅｙ」の形成に係る支援▽産業創造リーディングゾーンの形成▽フードテックを活用した食関連産業の成長産業化への支援（機能性食品等の研究開発拠点として整備予定の「京都プレミアム中食オープンイノベーションラボ」のデジタル田園都市国家構想交付金により整備・運営を複数年にわたってパッケージで支援等）▽森林資源の循環利用の促進（民間建築物の木造化・木質化を林業・木材産業循環成長対策における支援対象とすること等）▽大阪・関西万博を契機とした魅力発信・地域振興に対する支援（空飛ぶクルマの離着陸場整備等に関する補助制度の創設等）▽文化の力で世界に貢献する京都の実現（京都国立博物館の機能強化等）▽文化庁との連携による新たな文化政策の展開（恭仁宮の環境整備、活用整備への支援。国立の文化財修理センター（仮称）を速やかに京都に設置すること等）▽地域における新たなスポーツ・文化芸術環境の構築（スポーツ庁独自の幅広いスポーツ施設を対象とした補助制度の創設等）▽物流革命の推進と日本全域への波及（府南部地域において、民間主導で新名神高速道路に隣接した次世代基幹物流施設が開発予定であり、このような施設を生かすための高速道路による広域幹線物流の整備の強力な推進）▽高速道路網の強化（［山陰近畿自動車道］（仮称）大宮峰山ＩＣ～（仮称）網野ＩＣ間の早期事業化に対する支援、（仮称）網野ＩＣ以西の都市計画決定に向けた調査推進のための予算確保・技術的支援、直轄権限代行事業の大宮峰山道路の早期完成、［新名神高速道路］早期全線開通及び関連アクセス道路（国事業・府事業）の供用に向けた予算の集中的な配分、全線６車線化、［京都縦貫自動車道・舞鶴若狭自動車道・京奈和自動車道］暫定２車線区間の４車線化）▽直轄国道の機能強化（国道24号寺田拡幅、国道24号城陽井手木津川バイパス、国道27号西舞鶴道路、国道１６３号精華拡幅、国道９号福知山道路、堀川通（国道１号）の早期円滑化等に向けた早期の計画策定、京都都市圏の交通課題（亀岡方面や大津方面）の具体化に向けたルート検討等の調査、学研相楽東部道路及び京都中部阪神連絡道路の早期の重要物流道路への追加指定等）▽京都府域の直轄国道等と一体となる道路ネットワーク整備の促進（新名神高速道路や山陰近畿自動車道のアクセス道路、府県境道路事業、道路メンテナンス事業、土砂災害対策道路事業、府内の国土強靭化に資する道路整備等）▽京都舞鶴港の機能強化（舞鶴国際ふ頭における第２バースの整備及び臨港道路上安久線の整備促進、第２ふ頭における大型クルーズ船（16万ｔ級）の受入に資する泊地浚渫及び駐車場等の施設整備への支援等）▽リニア中央新幹線の京都を通る整備ルートの選定と大阪までの早期開業の積極的な検討▽北陸新幹線等の整備（敦賀・大阪間の必要な財源の確保と整備推進、環境アセスメント等において自然環境や生活環境の問題等の慎重な調査と十分な環境保全対策の検討、丁寧な地元説明の実施、建設費の地方負担のコスト縮減等、ＪＲ片町線（松井山手～木津）の複線化等への協力等）－など。
建設関連の主な内容をみると、▽総合リハビリテーション支援拠点の整備への財政支援▽防災・減災、地域の活力や安心な暮らしを支える社会基盤整備に係る予算確保（防災・減災、国土強靭化のための５か年加速化対策の予算確保、資材価格の高騰等を踏まえた予算の確保、公共施設の長寿命化に向け、法定点検や維持管理を計画的・予防保全的に実施するための国の支援措置の拡大等）▽安心安全で魅力ある京都づくりのための治水・地域振興策の推進（［淀川水系］桂川の一の井堰の流下能向上について、引き続き国・府・市協力のもと、現河川区域にとらわれず、また井堰改築以外のあらゆる可能性を排除しない設計案の検討と早期着工、科手樋門（木津川市）など浸水実績を踏まえた樋門の新設・増強の検討、実施、大戸川の費用や効果を検証しつつ事業を進め、費用縮減の徹底。淀川の舟運について、淀川沿川地域のにぎわい創出を図るため、安定した航路の確保や船着場の整備、［由良川水系］豪雨災害の激甚化・頻発化に対応するため、由良川水系河川整備基本方針を変更した上で、これまでの河川改修の進捗を踏まえ、流域治水型の河川整備計画へ早期に変更し、切れ目ない対策の実施）▽まちづくりを支える下水道事業の整備促進及び老朽化対策のための予算確保（いろは呑龍トンネルなど下水道雨水対策の集中的な推進、府南部地域の急速な開発を支えるため、下水処理場の増強に必要な予算の確保、併せて老朽化施設の改築更新の重点配分として必要な予算の確保）▽盛土規制法の施行に向けた支援▽原子力発電所の安全対策▽原子力災害時のおける避難体制の整備（避難路整備の財源拡充等）▽持続可能な交通安全施設の維持管理・更新と子どもの交通安全対策の強化▽脱炭素技術先導拠点「ＺＥＴ－ｖａｌｌｅｙ」の形成に係る支援▽産業創造リーディングゾーンの形成▽フードテックを活用した食関連産業の成長産業化への支援（機能性食品等の研究開発拠点として整備予定の「京都プレミアム中食オープンイノベーションラボ」のデジタル田園都市国家構想交付金により整備・運営を複数年にわたってパッケージで支援等）▽森林資源の循環利用の促進（民間建築物の木造化・木質化を林業・木材産業循環成長対策における支援対象とすること等）▽大阪・関西万博を契機とした魅力発信・地域振興に対する支援（空飛ぶクルマの離着陸場整備等に関する補助制度の創設等）▽文化の力で世界に貢献する京都の実現（京都国立博物館の機能強化等）▽文化庁との連携による新たな文化政策の展開（恭仁宮の環境整備、活用整備への支援。国立の文化財修理センター（仮称）を速やかに京都に設置すること等）▽地域における新たなスポーツ・文化芸術環境の構築（スポーツ庁独自の幅広いスポーツ施設を対象とした補助制度の創設等）▽物流革命の推進と日本全域への波及（府南部地域において、民間主導で新名神高速道路に隣接した次世代基幹物流施設が開発予定であり、このような施設を生かすための高速道路による広域幹線物流の整備の強力な推進）▽高速道路網の強化（［山陰近畿自動車道］（仮称）大宮峰山ＩＣ～（仮称）網野ＩＣ間の早期事業化に対する支援、（仮称）網野ＩＣ以西の都市計画決定に向けた調査推進のための予算確保・技術的支援、直轄権限代行事業の大宮峰山道路の早期完成、［新名神高速道路］早期全線開通及び関連アクセス道路（国事業・府事業）の供用に向けた予算の集中的な配分、全線６車線化、［京都縦貫自動車道・舞鶴若狭自動車道・京奈和自動車道］暫定２車線区間の４車線化）▽直轄国道の機能強化（国道24号寺田拡幅、国道24号城陽井手木津川バイパス、国道27号西舞鶴道路、国道１６３号精華拡幅、国道９号福知山道路、堀川通（国道１号）の早期円滑化等に向けた早期の計画策定、京都都市圏の交通課題（亀岡方面や大津方面）の具体化に向けたルート検討等の調査、学研相楽東部道路及び京都中部阪神連絡道路の早期の重要物流道路への追加指定等）▽京都府域の直轄国道等と一体となる道路ネットワーク整備の促進（新名神高速道路や山陰近畿自動車道のアクセス道路、府県境道路事業、道路メンテナンス事業、土砂災害対策道路事業、府内の国土強靭化に資する道路整備等）▽京都舞鶴港の機能強化（舞鶴国際ふ頭における第２バースの整備及び臨港道路上安久線の整備促進、第２ふ頭における大型クルーズ船（16万ｔ級）の受入に資する泊地浚渫及び駐車場等の施設整備への支援等）▽リニア中央新幹線の京都を通る整備ルートの選定と大阪までの早期開業の積極的な検討▽北陸新幹線等の整備（敦賀・大阪間の必要な財源の確保と整備推進、環境アセスメント等において自然環境や生活環境の問題等の慎重な調査と十分な環境保全対策の検討、丁寧な地元説明の実施、建設費の地方負担のコスト縮減等、ＪＲ片町線（松井山手～木津）の複線化等への協力等）－など。
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