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　　倉敷市は、２０２３年度に中山公園野球場本部棟建て替えに向けた基本・実施設計と水島緑地福田公園新水泳場建設に伴う既存水泳場の解体工事を行う。
　中山公園野球場本部棟は、耐震不足のため建て替える。早ければ24年度に工事を発注する。新本部棟はダッグアウトも含め床面積を必要最小限にする。
　水島緑地福田公園新水泳場は、既存水泳場を解体撤去（６月23日開札）した跡地に日本水泳連盟公認の競技用プールとして建設する。老朽化した屋内水泳センター（新田２４５８）と統合し集約化を図る。規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造で延べ床面積約６３００平方�b、車いす対応のエレベーター１基を想定。太陽光発電設備などの自然エネルギーの有効活用、ＺＥＢの導入、建設スケジュールを検討している。近く基本設計をまとめ、実施設計に入る。基本・実施設計はＫ構造・象建築設計ＪＶが担当。建設場所は福田町古新田１０２７。
　スポーツ施設整備計画では、23年度から32年度までを期間とし10年後を想定した整備方針を示しており、５年後に見直しを行う。
　前期（23〜27年度）で、水島緑地福田公園水泳場と屋内水泳センターを集約化、中山公園野球場本部棟を建て替える。
　後期（28〜32年度）で、酒津公園水泳場を廃止し倉敷運動公園水泳場に集約、船穂弓道場を廃止し倉敷運動公園弓道場に集約する。玉島の森体育館、倉敷体育館、中山公園体育館の長寿命化を行う。
　また、屋外照明のＬＥＤ化も計画に盛り込んでおり、24年度以降に利用率の高い施設から整備する予定。前期で中山公園軟式野球場（84基）、倉敷運動公園テニスコート（96基）、倉敷運動公園軟式野球場（１０４基）、真備総合公園テニスコート（32基）、玉島の森多目的広場（１６８基）、水島中央公園テニスコート（16基）。
　後期で水島緑地福田公園野球場（１２０基）、真備総合公園軟式野球場（１４４基）、中山公園陸上競技場（12基）、倉敷運動公園野球場（２８８基）、中山公園野球場（１１６基）、水島中央公園軟式野球場（60基）、倉敷運動公園陸上競技場（40基）を整備する。

「提供:建通新聞社」