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　野田市は、学校給食センターの建て替えに関して地権者の承諾が得られたことから、９日開会の第４回定例議会で用地取得について承認を求める。また、用地取得が円滑に進んだことから、当初予定していた２０２７年度の稼働開始時期を前倒すこととし、23年度から24年度にかけて基本・実施設計および地質調査を行い、24年度内に着工。25年度の完成および26年度当初の稼働開始を目標として整備を推進する。同議会に上程する一般会計補正予算案第４号において、設計等業務委託に総額７７４４万１０００円の２か年継続費を設定している。
　継続費の年割額は、23年度２０９３万９０００円、24年度５６５０万２０００円。
　取得する用地は、鶴奉字宮前１６０―１の敷地面積９９１１・56�u。取得金額は４７５７万５４８８円。
　建て替え後も現行の提供校数を維持するとともに、他の給食施設の更新時や事故発生時の代替提供施設としての機能を確保するため、最大調理食数約５０００食を見込んでいる。
　現学校給食センターは、宮崎２１０―５に所在。施設は、ＲＣ造一部Ｓ造２階建て、延べ床面積１１８８�u。22年度の給食提供数は３６２２食。建築から50年が経過しており、施設全体・ボイラー・蒸気配管・冷蔵冷凍室の老朽化が著しいことや、調理室・下処理室が狭小で設備の増設が困難であることが課題となっている。