日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/06/06
【埼玉】朝霞地区4市/供用火葬場設置検討/基本構想の策定事業候補者を選定
朝霞地区4市供用火葬場設置検討協議会は、新たな火葬場に関する基本構想策定支援業務の候補者をパシフィックコンサルタンツ埼玉事務所(さいたま市)に選定した。4市で供用できる火葬場の設置検討に当たり、施設を整備した場合に必要となる機能や整備候補地、概算事業費など基本的事項を整理するもの。契約締結後、2024年度末までに構想をまとめる見通しだ。
同協議会は朝霞・志木・和光・新座の4市で構成しており、4市で共同利用できる新たな火葬場の設置を検討する運びとなっている。整備候補地には、志木地区衛生組合(志木市下宗岡1−7209−1ほか)の敷地1万9797uを活用する案が挙がっている。
基本構想では▽4市周辺に立地する火葬場の施設概要・利用状況など基本情報整理▽4市の将来人口・将来死亡者数推計▽必要な火葬炉数の算定▽火葬場の必要機能整理▽概算事業費算出▽整備候補地の選定▽整備へ向けた事業工程の検討――などを行うほか、同時に環境影響調査も実施する予定となっている。