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滋賀産業新聞
2023/06/06

【滋賀】大津市 瀬田東小学校の長寿命化改良

 大津市教育委員会総務課は、一里山2丁目に位置する「瀬田東小学校」について、校舎棟と体育館の長寿命化改良等工事を計画している。このほど、基本・実施設計を、大村建築設計事務所(長浜市)に委託し、24年3月末をメドに内容を取りまとめる。工事については、24年度早々にも発注し、建築・電気設備・機械設備・昇降機設備の分離型を予定。
 工事期間は、30ヵ月を見込んでいる。
 また、仮設校舎の整備も予定しており、同課から別途発注する。規模は延床面積2000平方b以内を想定。
 対象となる瀬田東小学校は、大津市一里山2丁目20―2に位置し、今回の長寿命化改良工事等で、着手する延床面積は7380・31平方b。工事概要は、校舎棟が屋上防水改修、外壁改修、内部改修(普通教室、特別教室、その他居室、廊下、階段、玄関、昇降口等)、トイレ改修など。体育館は、屋上防水及び屋根改修、外壁改修、内部改修(アリーナ、更衣室、控え室、倉庫等)、トイレ改修。渡り廊下棟については、既存と同様の三層の渡り廊下とし、開放性の渡り廊下として改築する。仮設校舎については、S造2階建、延2000平方b未満を予定し、長寿命化改良工事とは別途、賃貸借契約を行う。
 同課では、そのほかにも北大路中学校についても、長寿命化改良等工事を予定しており、基本・実施設計は30日・9時20分入札を予定。
 なお、同市では、今後も良好な教育環境を確保するため、大津市学校施設長寿命化計画に基づき、学校施設全体の機能回復・向上を推進していく。

提供:滋賀産業新聞