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　妙高市は５月３１日、杉野沢地内「杉野沢浄水場建設工事」を制限付き一般競争で公告した。
　参加申請書は２８日まで受け付ける（持参提出に限る）。４社ＪＶが対象となり、代表者は水道施設工事と機械器具設置の評定値１０００点以上で、処理量５０００立方メートル／日以上の膜ろ過方式の元請け施工実績など、構成員（１）は電気の評定値１０００点以上で処理量５０００立方メートル／日以上の浄水場における電気設備の施工実績など、同（２）は土木と建築の評定値１０００点以上など、同（３）は土木・建築・電気・機械器具設置のいずれかの格付けがＡであることなど。地域要件は代表者が指定なし、構成員（１）および（２）は県内に本社（店）・支社（店）・営業所、同（３）は市内に本社（店）。
　工事概要は浄水棟（ＲＣ地上２階地下１階延べ１７２２・８５平方メートル、浄水池×２、着水井・混和槽・原水供給槽×２、洗浄排水槽×２）、濃縮槽棟（ＲＣ造２階建て延べ１２６・８２平方メートル）の建築・土木工事のほか、これに係る機械・電気工事、配管・機械・電気設備工事、場内設備、遠方監視装置の各一式。
　入・開札は７月６日、工期は１３５０日間（４カ年継続工事）。週休２日取得モデル（受注者希望型）の試行工事。
　１９７０年の完成から５０年以上が経過し、老朽化した同浄水場を更新、施設の耐震化や改善を図ることで妙高高原地域の安全、安定、効率的な給水を行うもの。事業スケジュールによると、２３−２６年度に更新工事を行い（２６年４月から供用開始）、２７年度以降に旧浄水場解体工事などを行う。基本計画策定、基本設計および詳細設計は新日本設計（長野市稲葉）が担当した。