一般社団法人福井県建築士会(横山義博会長)の2023年度の定時総会は5月26日開かれ、建築士の技術と地位の向上へ、会員増強などを推進する事業方針を確認した。
会場は、福井市御幸3丁目の県建設会館で。
物故会員に黙祷を捧げ、横山会長が挨拶。創設70周年記念誌をアピールし、貴重な発刊継続も強調。来賓の県土木部、田中忠範副部長は祝辞中、カーボンニュートラル(脱炭素)に向ける建築的な積極策等を求めた。
22年度は、日本建築士会連合会・東海北陸ブロック会議のほか、県内関連団体の総会や、ふくい建築賞、建築甲子園福井県審査会などに参加した。各種講習会や、建築士の日関連イベント(敦賀きらめき港館)等を実施。表彰では日本建築士会連合会長表彰に脇本淳子氏、伝統的技能者表彰に畑宣雄氏が輝いた。
23年度も事業継続を図り、7月1日の建築士の日にちなむ記念事業(ふくい建築情報フェスタ)や、CPD制度と専攻建築士制度の推進、全国大会(10・27 静岡大会)への参加、建築士法・建築基準法・県ならびに市町規則の普及協力、SDGsの推進などを行う。
2023年度 表彰者(敬称略)
■役員功労者
福井支部 白崎成人
若狭支部 松岡芳孝
鯖江支部 飛田幹夫
■会員功労者
福井支部
細川男幸二
南越支部
上木雅晴 田邉勉
高嶋秀夫 竹内廣一
若狭支部
神原剛 清水正人
舘勲一
大野支部
飛石修一