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　法面の最適な対策工法を検討、提案する法面対策工法協会（会員１８社、岡部竜一会長）の２０２３年度通常総会が５月３１日、富山市内のホテルグランテラス富山で開かれ、２３年度事業計画などを決めた。
　総会には委任状含む全会員が出席。冒頭、あいさつに立った岡部会長は「５期目を迎えたこの協会も、富山県を皮切りに岐阜県、今年は石川県でも協会が発足した。各協会と一緒に活動することで実績を伸ばし、発注者サイドに存在をより認識してもらい、工法の普及のためにも活発に活動していきたい」と意欲を示すとともに、能登地方で発生した地震を踏まえ「地震災害や梅雨時における豪雨被害など、これらに対応する法面対策は重要。この協会が持つ多種多様な工法が、様々な法面の状況に合わせて対策できることが強みだ」と、協会の優位性を強調した。議事では、２３年度事業計画案・収支予算案などを審議し可決。協会名を「法面対策工法協会（富山）」に改称することも承認した。
　２３年度事業計画には▽官庁への陳情（６月ごろ）▽現場研修会（９〜１０月）▽技術講習会（コンサルタント会社対象）−などを盛り込んだ。