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　さいたま市管工事業協同組合は５月30日、第66回通常総会を同組合で開き、任期満了に伴う役員改選では、新たな理事長に積田鉄也氏（積田冷熱工事）を選任した。積田新理事長は、22年間という長きにわたり理事長を務めてきた大澤規郎氏に、感謝と労いの言葉を贈った。続けて「理事長就任は誠に身が引き締まる思い。これからの組合運営は利益だけを追求するのではなく、組合員の皆さまにとってより良い組合づくり、組合に入って良かったと思えるようなメリットのある組合づくりをしていきたい」と決意を表した。
　総会の冒頭のあいさつで大澤前理事長は「昨年は原材料価格が高騰し、企業活動への負担が大きな１年となった。昨年度の組合員事業は、皆様のご協力により順調に推移した１年となった。昨年度決算では２００３年度から20期連続して経常利益が見込まれ、特に利用分量配当金については、前年を大幅に上回ることができた」と報告した。
　議事では前年度の事業報告や収支決算および利益金処分案、本年度事業計画案、収支予算案などを審議し、原案通りに承認した。事業計画では共同購買・受注事業拡大、教育情報事業、福利厚生事業の既存事業を継続するとともに新規事業の開拓に取り組む。理事および監事の改選については、選任された理事・監事の中から、理事長に積田氏、副理事長に大熊泰雄氏、瀬田雄一氏、大原喜四郎氏、専務理事に蓮見氏をそれぞれ選任した。大澤前理事長は「２００１年度より本日まで理事長を務めてきたが、健康上の理由により本総会をもって退任する。理事長になってから22年間、組合員皆さまのご協力により職務を全うすることができた」と感謝の言葉を述べた。