建通新聞社
2023/06/01
【大阪】大阪・関西万博日本館(仮称)発注を取りやめ
国土交通省近畿地方整備局は5月31日、1月24日にWTO対象となる総合評価落札方式一般競争入札で公告した「大阪・関西万博日本館(仮称)新築工事」について、不調不落のため発注を取りやめたと発表した。予定価格内での入札がなかったため。今後の手続きについては未定としている。
同工事は、大阪・関西万博の日本(政府)館として、日本政府出展事業と世界の要人を接遇する機能を持つ長期仮設建物として建設する。
工事概要は、博覧会展示場1棟の新築。規模は鉄骨造(鉄骨とCLT=直交集成板が複合した構造)3階建て延べ1万1352平方b。その他、囲障、屋外排水設備、舗装、雑工作物などの外構の新設、電気・機械・エレベーター設備を整備する予定だ。
場所は大阪市此花区夢洲東1。設計は日建設計が担当した。