一般社団法人福井県管工事設備工業協会(酒井修会長)の第11回定時総会は26日開かれ、任期満了に伴う役員改選で、早瀬茂樹氏(北陸設備工業)が新会長に選任された。会場は、ザ・グランユアーズフクイで。
早瀬新会長(68)が挨拶し、「身の引き締まる思い。事業の継承発展へ、情報交換を一番に」などと力強く抱負を示した。
議事では、2022年度の事業報告・決算、および23年度の事業計画・予算案などを慎重審議し、すべて原案通り了承。
22年度実施の週休2日制調査によると、週休2日に対応は13社、4週8休は14社、実施していない20社、4週6休等は14社だった。
23年度は、引き続き担い手の確保へ、働き方改革を進める。適切な賃金水準体制や、長時間労働の改善、週休2日制の導入などを推進する。建設キャリアアップシステムを図り、適正な工期設定や、施工時期の平準化などを推進する。日本空調衛生工事業協会の北陸支部と連携し取り組む。
総会後には、懇親会を開催した。8期16年間会長を務めた酒井氏と、長く理事を務めた冨田行雄副会長を称え表彰した。酒井氏は「夢と希望のある業界へ。(長嶋茂雄監督の言葉になぞらえ)我々の業界も永久に不滅」。冨田氏も「仲良く、団結が一番」と、協力に感謝し、エールとした。
■会長
早瀬茂樹 北陸設備工業
■副会長
梅井啓介 梅井設備工業
山岸康弘 サカイエステック
■理事
角谷雅和 三和商会
金吾康史 金吾設備
齊藤信二 斉藤設備機工
岩崎新 福井建材社
寺尾剛 テラオライテック
吉水かおり 吉水建機
■監事
伊井博規 マルイ設備工業
山田龍彦 第一設備工業