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　埼玉県警備業協会（炭谷勝会長、トップセキュリティ）は26日、理事会を開き、23日に開かれた第11回定時総会の中で選任された理事21人、監事２人の中から、炭谷会長を再任した。また、副会長には関口和弘氏（セーフティユニオン）と和田章氏（テイシン警備）が再任。前島順二氏（エス・エム・ティ・ガードシステム）が新たな副会長に選任されたほか、専務理事には岩根忠氏が新任された。
　総会では、本年度の事業計画が報告された。それによると、同協会ＨＰ内の会員専用サイトに昨年４月から運用を開始した講習予約システムについて、本年度から新たに特別講習の予約システムを構築して運用を開始する。具体的には従来、予約申し込みを文書で調査回答していたものを、すべてオンライン申し込みに変更する。また、オンライン化した請求書に協会と事業センターの登録番号を記載することで、インボイス制度にも対応する。この講習予約システムの運用により、警備員教育と特別講習はすべてオンラインで予約、講習代金の請求、銀行口座への振り込みまでを行うこととなり、紙ベースのやり取りはなくなる。同協会によると、インボイス制度、電子帳簿保存法に対応した各講習の予約のデジタル化を構築運用するのは全国で同協会のみといい、今後、システムの紹介や充実を図っていく考えだ。