全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　埼玉県塗装業協同組合（埼塗協、遊馬久治理事長）は27日、秩父市内のホテル美やまで、第60回定時総会を開き、議案を原案通りに承認・可決した。埼塗協として新たに、木工塗装の技能検定に取り組む。
　遊馬理事長はあいさつで、総会が４年ぶりに対面で開催されたことに対し、会場の準備を担当した秩父支部に感謝の言葉を述べた。続けて「コロナの影響を受けた前年度、予定していた組合事業で中止になったものもあるが、会議や技能講習等、感染対策を行いながらおおむね実施できた。本年度は計画している事業をしっかりと行っていきたい」との考えを示した。
　議事では、前年度の事業報告、収支決算、剰余金の処分案、本年度の事業計画案、収支予算案について審議。いずれも原案通りに承認した。本年度事業は、技術向上や国家検定受検促進など主要事業を進める。技能検定のうち、埼塗協として新たに木工塗装に取り組む。組合員から要望があったためで、７人が受検する予定。川越高等技術専門校で７月８日に講習会、翌日の９日に技能検定を行う。
　埼塗協の総会終了後には、埼塗協技能士会（大森真会長）の第46回定時総会も開かれた。