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　内灘町は、内灘中（同町鶴ケ丘２丁目）に併設される学校給食共同調理場の再整備に向けた基本調査について、７月の着手を目指し、業務発注の準備を進めている。
　同調理場は１９８３（昭和５８）年に建てられ、施設規模はＲＣ造２階建て延べ９７２平方メートル。１日２４００食分の給食を調理し、町内の全小中学校７校に配食している。建物は現在、老朽化が進み、構造を理由に空調設備が設置できないなどの問題を抱えており、適正な衛生管理や作業環境の改善が求められている。
　町は学校給食衛生管理基準に適合した新施設整備に向け、調査に着手する。建物の不具合や劣化状況の把握に加え、建設用地の選定や施設規模、ドライシステムや空調設備導入などの検討を予定している。年度内に調査結果を取りまとめ、早期事業化を目指していく。今年度当初予算に関連委託費１００万円が計上された。