トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2023/05/26

【千葉】25年度の工事発注/年度内に改修・改築方向性/一宮町 中央公民館

 一宮町は、耐用年数を経過し、耐震性能が不足している中央公民館の大規模改修または改築を計画している。個別施設計画では、改築の場合、郷土資料館などとの複合化も視野に入れるとした。2022年度第1回総合教育会議においては、財源が最大10億円であり、新たに建設用地を取得することが困難であるため、「現地建て替えが妥当」との声があった。年度内に庁内会議で整備の方向性のほか、事業手法や発注方式を定め、早ければ24年度に基本・実施設計をまとめ、25年度に公募型プロポーザルまたは指名競争入札で工事発注する想定だ。
 個別施設計画の投資計画では、設計委託料1732万5000円および、改修(耐震補強等)工事費2億2500万円または改築(新築)工事費6億588万円、解体撤去工事費5385万6000円を見込んでいる。
 中央公民館は、町役場に隣接し、保健センターと同一敷地の一宮2460にある。
 建物はRC造2階建て、延べ床面積1244u、1972年度の建築。
 1階に玄関・ロビー73u、事務室103u、和室68u、調理室70u、大会議室216u、2階には視聴覚室48u、青年会議室24u、生活研修室72u、図書室34u、講義室42uがある。
 2014年度の耐震診断により、耐震性能不足が明らかになった。
 さらに、22年度に耐用年数に到達した。大会議室の冷暖房施設が機能停止しているなど、施設・設備の老朽化が著しい。老朽化比率は94%。

 k_times_comをフォローしましょう
times