岡山県備中県民局は、玉島服部鳴谷池など防災重点農業用ため池6カ所の地震耐性評価に着手した。地震発生時のすべり破壊に対する安全率を把握し、結果を踏まえ対策を行う。
対象のため池は、玉島服部鳴谷池(倉敷市玉島服部、堤高4・3b・堤長68b・貯水量3000立方b)、玉島大木池(倉敷市玉島道口、堤高8・8b・堤長237b・貯水量24万立方b)、真備和唐寺池(倉敷市真備町岡田、堤高7・2b・堤長61b・貯水量1万2000立方b)、湯ノ池(里庄町里見、堤高3・8b・堤長170b・貯水量13万立方b)。以上4池の地震耐性評価業務は新光技術開発(岡山市中区)が担当。
八幡池(高梁市川面町西屋、堤高8・5b・堤長66b・貯水量1万2000立方b)、下池(矢掛町矢掛、堤高6・8b・堤長115b・貯水量4万3000立方b)。以上2池の地震耐性評価業務はエイト日本技術開発(岡山市北区)が担当。
改修が必要となれば事業計画書を作成し国庫補助申請に向け準備を進める。
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提供:建通新聞社」