九州地方整備局大隅河川国道事務所は、国道220号牛根境防災の整備を計画している。2023年度は4億円の配分があり、1〜3号橋の予備設計に向けた手続きを開始した。橋長は現段階で624m〜904m。また、牛根境地区でいよいよ工事に着手する。
起点は垂水市牛根境、終点は霧島市福山町で延長は4.5km。異常気象時通行規制や土砂崩壊時における通行止めの解消に海側にせり出す形をとるため、橋梁5基が含まれている。
同防災は20年度に事業化。全体事業費は300億円を見込み、23年度は工事費1億6000万円、測量設計費2億3256万円、用地費および補償費500万円など計4億円を計上した。
予備設計3件の発注に向けた手続きは簡易公募型入札方式(総合評価落札方式)で一括審査により行う。長さは、1号橋が852m、2号橋は624m、3号橋は904mとなっている。
今後のスケジュールは、参加表明が31日、指名通知は6月7日を予定しており、技術提案書の提出期限が同14日、入札書は同23日まで。開札は同26日に行う。履行期限は24年2月28日まで。