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　所沢市は過年度から進めている学校施設の体育館床改修について、２０２３年度は南小学校など小中計３校で工事を実施する。改修工は小学校分２件を６月初旬ごろ、中学校分は１件を７月にも公告する見込み。いずれも工期として６カ月程度の期間を想定しており、小学校は年内、中学校は24年２月中にも工事を完了させる構え。
　本年度の施工対象は南小（南住吉18−29）、西富小（岩岡町６７６−１）、所沢中（けやき台２−44−１）の３校。学校の夏休み期間を活用して、作業員の出入りが多くなる工程を中心として、施工を進めたい考え。
　施工内容は基本的に３校とも共通。既存床材と、床材を支えているコンクリートブロックを撤去し、砕石とコンクリートによって新たな床材の基礎部分を整備する。基礎の完成後、床材を再施工してライン引きとワックス仕上げを実施する計画。
　そのほか、内壁の再塗装など軽微な修繕を業務に含めることも検討している。設計は直営でまとめる。
　学校施設の体育館床改修について、市では24年度以降も計画的に実施をしていく方針を示している。