横浜市建築局は、老朽化に伴う消防訓練センターの更新整備で、5月23日、公募型簡易プロポーザルにより、北側敷地の設計の委託先に国設計(横浜市中区)を選定した。提案書では、2025〜27年度の3カ年を4期に分けて工事を進めるスキームで、基本計画から半年の工期短縮となった。高層訓練塔と救助訓練塔の2棟を建設した後、敷地北側の既存施設を解体し、跡地に風水害対策訓練施設などの屋外施設を整備する。
25年4月〜26年5月までを1期とし、既存グラウンド東側の観客席の解体と、高層訓練塔、救助訓練塔の新築を行う。
26年6〜11月を2期として、敷地北側の既存訓練施設の解体と放水訓練施設の整備を実施する。
26年12月〜27年7月までの3期では、敷地北側の訓練施設解体跡地に、風水害対策訓練施設を建設するとともに、走行訓練施設・外周走行路と街区訓練施設、震災対策訓練施設を整備する。
27年8月が4期で、敷地西側のメイン動線を整備する。
消防訓練センター(戸塚区深谷町777)は、1976年に完成した。開校から47年が経過し、訓練施設が老朽化するとともに、多様化した災害に対応する訓練施設が不足しているため、更新整備を行うこととした。
敷地面積5万4093平方bを北側と南側に分け、今回の北側敷地の更新整備の後、校舎棟や職員の宿舎棟、屋内訓練場などがある南側の更新整備を行う予定でいる。
新築建物と新設屋外施設、解体施設は次の通り。
■新築建物概要
▽高層訓練塔と高層訓練デッキ―鉄骨鉄筋コンクリート造5階建ての訓練塔と鉄骨造4層の訓練デッキ合計1700平方b
▽救助訓練塔―鉄骨造6階建て延べ1400平方b
■新設屋外施設
▽放水訓練場―外構面積約5000平方b
▽走行訓練施設・外周走行路―外構面積約6000平方b
▽街区訓練施設―外構面積約1700平方b
▽風水害対策訓練施設―約1000平方b
▽震災対策訓練施設―外構面積約2000平方b
■解体施設
▽訓練塔―鉄筋コンクリート造地下1階地上8階建て延べ約625平方b
▽補助訓練塔―鉄骨造6階建て延べ約292平方b
▽高圧ガス容器保管庫―ブロック造平屋約19平方b
▽救助訓練塔―鉄骨造メロー構造A塔6層、BC塔2層延べ約720平方b
▽高圧ガス製造施設―鉄筋コンクリート造平屋約13平方b
▽消火訓練棟―鉄骨造2階建て延べ約191平方b
▽プロパン庫―ブロック造平屋約6平方b
提供:建通新聞社