中部国際空港(常滑市セントレア1ノ1)は、第1ターミナルビルの一部改修を計画している。5月19日に公表した、2023〜25年度の中期経営戦略で明らかにした。
今回の改修計画は、売り上げと旅客利便の向上を目的に実施。空路の利用に係る手続きを円滑化する、いわゆる「ファストトラベル」の実現を目指し、保安検査場の増設を図る。また、インバウンド需要の増加を見込み免税店エリアを拡張する考えだ。
今後は旅客ターミナルビル全体のあり方について計画を立案し、早期の着工を目指す。
この他、中期経営戦略では、27年度に供用開始を予定する増設滑走路の着工と運用方法の検討などを挙げている。
提供:建通新聞社