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建通新聞社四国
2023/05/23

【愛媛】愛媛県警 東署車庫棟新築で旧庁舎解体公告 

 愛媛県警察本部は、松山東警察署庁舎などの整備で、新庁舎の完成を受けて本年度に旧庁舎を解体し車庫棟の新築に着手する。順調なら10月の入札執行を目指し、9月には工事を発注する。議会承認案件で、建築A等級の共同企業体による一般競争入札(施工計画型総合評価落札方式)が見込まれる。またこれに伴い旧庁舎を解体するため、県内本店の建築A等級企業を対象に一般競争入札の手続きを開始した。解体は6月13日開札で、2024年2月29日工期で撤去を進める。車庫棟はこの解体工事に合わせて着手。24年度上半期中の完成を見込み建設する。
 車庫棟の規模は鉄骨造4階建て延べ1750平方b。解体する旧庁舎の規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て(PH付き)延べ4565平方b。設計は綜企画設計松山支店(松山市)が担当。施工場所は松山市勝山町2ノ13ノ2他。
 解体工事の予定価格は税込み2億0483万3200円。また車庫棟建設には8億7345万円(当初予算、債務負担行為限度額)を見込んでいる。
 事業は耐震性能を満たさない東警察署庁舎を建て替え、災害拠点機能を確保するとともに、警察本部機能の一部を移転し、松山地区初動捜査体制などを強化するもの。新庁舎は今年2月に完成した。一連の事業は24年度に本部宿舎(木造平屋91平方b)を建築し完了する。
提供:建通新聞社