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建設経済新聞社
2023/05/23

【京都】京都市立病院機構の第4期中期計画 令和7・8年度に市立病院の空調関連設備大規模改修工事

 地方独立行政法人京都市立病院機構はこのほど、第4期中期目標(令和5〜8年度)、第4期中期計画(令和5〜8年度)、令和5年度年度計画をまとめ明らかにした。
 主な内容をみると、第4期中期目標では「令和9年度にPFI事業期間満了を迎えるにあたり、次期病院運営におけるPFI手法の在り方の検討を行う」「省エネ等に対応した施設整備を行うことにより脱炭素化に積極的に取り組むなど地球温暖化防止のために必要な措置を講じる」ことなどを盛り込んだ。
 第4期中期計画では「収益的収支の向上で市立病院、京北病院とも、単年度黒字化を目指す(ただし市立病院の大規模改修期間中は除く)」「PFI事業の事業期間満了(令和9年度)を見据え、事業の検証を行い、持続可能で安定的かつ機動性の高い運営に向けた次期病院運営におけるPFI手法の在り方を検討する」「大規模改修工事等の実施にあたっては、省エネ等が図れる設備、機器を導入することにより、脱炭素化を積極的に推進する」ことなどを盛り込んだ。
 令和5〜8年度の期間中の予算について、資本支出の建設改良費は32億8100万円を見込む。主な内容は病院施設、医療機器等の整備。
 このほか、令和7年度、8年度に市立病院の空調関連設備の大規模改修工事を見込む。
 令和5年度年度計画では「PFI事業の事業期間満了(令和9年度)を見据えた次期病院運営におけるPFI手法の在り方を検討する」「市立病院において京都環境マネジメントシステムスタンダード(KESステップ1)を運用し、省資源・省エネルギー化を進める。空調系統等の運用基準の適用率の向上、設備機器の運用条件の変更等により、エネルギー消費の削減を図る」「大規模改修工事等における脱炭素化の推進において、市立病院の大規模改修工事の実施においては、省エネ等が図れる設備、機器の導入を検討する」ことなどを盛り込んだ。
 令和5年度予算によると、資本支出も建設改良費は4億8100万円を見込む。主な内容は病院施設、医療機器等整備。