京都府は、舞鶴市泉源寺地区において、府営ほ場整備に新規着手する。
農地の区画整理を行う農地中間管理機構関連農地整備事業として令和5年度に新規事業化した。
小区画で担い手への農地集積が課題となっているため、区画形状を現況10a(1000u)から0・5f(5000u)に大区画化を図り、担い手への集積を進める計画。ほ場整備による農業生産性の向上を図る。受益面積は14・3f。
基盤嵩上げのための客土は他事業で発生する残土を利用しコストを削減。現地の表土を維持し再生するほか、環境に配慮した排水路を設ける。
事業期間は令和5〜10年度の6年間。総事業費は4億4110万円を見込む。負担割合は国62・5%、府27・5%、市10・0%。
令和5年度は3879万9000円の事業費を計上。実施設計、境界測量、換地計画原案作成を行う。