県土整備部は、交通安全対策で街路大工町土居叶線(県道八坂鳥取停車場線)の大宮橋(鳥取市大覚寺〜的場)に張り出し歩道を整備する。工事費3億5000万円級の大型工事は、土木一般Aクラス2社JVを対象に公告する運び。
同部道路建設課が工事内容の精査を17日までにほぼ終えた。
大路川に架かる大宮橋は、美保校区にある小中学校の通学路上に位置し、昨年度までに下流側の歩道設置(さくら建設施工)を完成させている。
次いで、今回は上流側に張り出し歩道を付ける。橋長40b、幅員3bの全幅16b。アルミニウム製の床版を4カ月程度かけて工場製作し、据え付ける。合わせて現橋の耐震補強を進める。工期13カ月間。
同部では公募条件を近く詰める段取りで、施工形態は県内土木一般Aクラス2社JVを採用。JV代表者には格付け点数1280点以上とともに、橋梁に関わる一定の同種工事実績を求めることになりそう。
今後のスケジュールは、今25日に制限付き一般競争入札を公告。その後、来月16日に簡易評価型総合評価を適用して開札する。
日刊建設工業新聞