北陸地方整備局新潟国道事務所は18日、「R5沼垂道路予備設計業務」を簡易公募型競争入札(総合評価落札方式)で公告した。参加表明書は25日、技術提案書は6月20日まで受け付ける。
資格は土木関係建設コンサルタント業務の認定を受け、県内に本店、支店、営業所のいずれかを有していることなど。国道7号沼垂道路において、図上での用地幅杭位置を決定することを目的とした予備設計および接続する国道7号栗ノ木道路の道路予備修正設計を行う。業務内容は沼垂道路本線の道路予備設計1・64キロ、新潟港沼垂線道路予備設計0・84キロ、国道113号道路予備設計1キロ、国道113号東港線取付道路予備設計0・16キロ、栗ノ木道路本線道路予備修正設計0・46キロ、栗ノ木道路地表道路道路予備修正設計0・21キロ、平面交差点予備設計4カ所、ダイヤモンド型IC予備設計2カ所。
7月3日に開札し、履行期間は2024年2月28日まで。
22年度に新規事業化された沼垂道路は、新潟市中央区寄居町から江南区亀田早通を計画区間とする新潟南北道路(延長8キロ)の一部区間として計画。一般道路7号の新潟都市圏の南北軸において、連続立体化した道路ネットワークを形成することで、円滑な交通確保および交通事故削減などを図る。事業区間は中央区万代3丁目から沼垂東2丁目に至る延長約1・6キロ。交通渋滞緩和、交通事故削減、新潟市の人中心のまちづくり計画を支援、新潟港と高速ICを高規格道路で直結による地域産業支援、立体道路で通行機能が確保されることによる避難・復旧活動支援などの整備効果が期待されている。
全体事業費が約430億円。