建設工事、構造用集成材製造・販売の中東(能美市岩内町ヤ1―9、小坂勇治代表取締役)が計画する「中東ペレット製作工場新築工事」は、設計・施工ともに直営で着工となった。
建設規模は、W造平屋建て約3000平方メートル。場所は同市大長野チ20番5。敷地面積は8264・65平方メートル。9月末の完成後、内部に機械などを据え付け、来年1月の稼働を予定している。
新工場では、ボイラーなどの燃料となる木質ペレットを製作する。集成材やCLT(直交集成板)の製造過程で出るカンナくずや端材を有効活用するとともに、樹木を剪定した枝も混ぜてペレットを製作する。集成材などの製造にあたり、木材の含水率や強度を測定するラインも新工場に設置するという。
同社が製作するペレットは、能美市が粟生町地内で建設を計画する新学校給食センターのボイラーに使用される。