建通新聞社
2023/05/18
【大阪】富田林市 新庁舎建設工事7月に公告
富田林市は、新庁舎建設工事の一般競争入札(総合評価落札方式)を7月に公告する。新庁舎の建築、設備工事の他、現庁舎の解体、駐車場整備・外構整備を一括で発注する見通し。参加表明書などの提出を8月に受け付け、10月に入札価格見積書と技術提案書の提出を求める。評価値の集計(落札候補者選定)を経て、11月に落札者と仮契約を行う。
7月から市の各部署をすばるホール、消防庁舎、現庁舎南館などに順次移転させる。2024年6月から現庁舎北館を解体。跡地に新庁舎を建設し、27年9月に新庁舎を一部供用する。現庁舎の南館の解体後、跡地に駐車場や外構を整備。29年4月の全面供用開始を目指す。
新庁舎の計画規模は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ1万5719平方bで、免震構造を採用。1〜2階に市民交流スペースや多目的スペースなどを配置する他、市民利用が多い部署を設け、3階に事業系の部署や災害対策機能を設置する。4階に市長室などの特別職エリア、5階に議場などの議会エリアを配置。地下には58台分の駐車場を整備する計画だ。建設地は常盤町1ノ1。
実施設計を佐藤総合計画・YAP共同企業体(大阪市中央区)が担当した。