日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/05/19
【埼玉】さいたま市造園業協会 第21回定期総会を開催
さいたま市造園業協会(柳澤和豊会長)は16日、第21回定期総会を、さいたま市内の浦和ワシントンホテルで開いた。柳澤会長は「本年は、これまで諸先輩方が築いてきた土台をベースに、さらに飛躍する年にしたい」と、協会の方向性を示した。
柳澤会長はあいさつで、昨年度の主な事業活動を報告。続けて「本年度は、造園業協会の発展、経営基盤の強化を図るため、各種研修会、講演会等を積極的に企画開催していく。当協会一丸となって英知を結集し、さいたま市が進める都市緑化、都市公園整備と緑豊かなまちづくりに積極的に貢献するため、協会員皆さんと一致団結し、さらなる市造協発展を目指した運営をしていきたい」と協力を呼びかけた。
議事では、前年度の事業報告や本年度の事業計画案など4議案を原案通りに承認した。また、新入会員の有限会社さいたま造園(さいたま市見沼区)の小沢孝社長が紹介された。
その後に行われた懇親会で柳澤会長は「造園業界を取り巻く環境は、大変厳しいものがある。この難局を乗り越えていくため、一層の経営基盤の強化と改善を図ることが重要。さいたま市からグリーンインフラ等緑化推進事業を積極的に推進する方向性が示されたため、当協会は、さいたま市と強固な連携を図っていく」と述べた。来賓に招かれた、さいたま市の清水勇人市長は、街づくりの上でグリーンインフラを重視する考えを強調したうえで「皆様のお力をいろんな場面で発揮していただき、さいたま市が緑豊かで、多くの人たちに住みやすく住み続けたいと言っていただける街づくりに、お力を貸してほしい」と街づくりへの貢献に期待を寄せた。