松山市は公募型プロポーザル方式による「市斎場再整備・運営事業に係るアドバイザリー業務」の委託先選定で、期日までに3者が応募したことを明らかにした。今後は企画提案書などの提出を5月24日まで受け付け、6月上旬のプレゼンテーションを経て同中旬にも特定結果を公表する。
業務では、市が市斎場の再整備・運営をPFI事業(BTO方式)として行うため、実施方針の作成、特定事業の選定、契約締結などに必要な業務支援を求める。提案限度額は税込み4200万円。履行期間は2025年3月31日まで。
市斎場の再整備は、将来の市内火葬需要の増加や既存斎場(築後46年)の老朽化、利用者のニーズの変化などを踏まえ、現斎場(食場町乙11ノ9)の敷地南側造成地に火葬炉14基程度を備えた新斎場を建設する。待合室(14室)、告別室、収骨室(7室)、待合ホール、事務室などを配置した延べ床面積4800〜5800平方b程度の規模を想定している。
アドバイザリー業務の委託後は23〜24年度にPFI事業として事業者選定を行い、25年度以降に設計・建設、28年度の供用開始を目指す。
提供:建通新聞社