豊田市は、豊田市駅西口周辺整備工事の入札契約方式にECI方式を採用し、当該工事の優先交渉権者を選定するため、公募型プロポーザルを公告した。技術協力業務の履行期間は2024年3月29日まで。業務委託の上限額は1600万円。
参加申込書類の提出期間は5月31日〜6月7日まで受け付け、参加資格審査の結果を14日に通知する。技術提案書等の提出期間は14日〜〜8月10日までで、17日または18日にヒアリング審査を実施する。審査の結果は21日に通知。技術協力業務委託などの締結は9月、本契約の締結は3月下旬を予定している。
参加資格は、代表構成員の土木一式工事に係る総合点が1200点以上かつ建築一式工事に係る総合点が850点であり、第2構成員の土木一式工事に係る総合点が850点以上である共同企業体であること−など。
本業務は、23年度から着手する名鉄豊田市駅西口周辺の整備工事に伴い、
歩行者や公共交通を供用しながら、沿道への影響を最小限かつ短期間に抑える施工計画を検討する必要がある。また、施行区域周辺は交通量が多く、十分な施工ヤードの確保も困難であることから、輻輳する工事間の調整を行いながら、限られた工程の中でコスト縮減も視野に入れた施工計画の検討が望まれている。
円滑な施工計画検討を目指し、施工者の技術・意見を詳細設計に反映し、工期短縮や建設コストの縮減を図るため、技術協力者を「優先交渉権者技術協力方式」(ECI方式)で選定する。業務では別途発注の「豊田市駅西口ペデストリアンデッキ(A・Bブロック)耐震補強詳細設計等業務」、「豊田市駅西口ペデストリアンデッキ(Dブロック)上屋等実施設計」の設計者と十分に連携した上で、最良な施工計画の作成を実施する。
工事は「豊田市駅西口整備工事」として豊田市駅西口ペデストリアンデッキでCブロックの耐震補強工事一式、A・Bブロックの軽量化工事一式、駅西口のバス停整備工事一式、大屋根・シェルター・昇降機工事一式を実施する。工期は工事請負契約締結から26年7月10日までを予定している。
提供:建通新聞社