京都府は、京都市左京区一乗寺松原町において、荒廃渓流の復旧を目的に治山事業(復旧治山)に新規着手する。
当該地区は、令和4年7月及び8月の豪雨で土砂が下流住宅地まで流出し、渓流は山腹崩壊地や渓岸侵食により、今後も土砂流出のおそれがあることから、山腹崩壊地の緑化や治山ダム工等による復旧対策により、土砂の流出を防止する。
京都府農林水産部は、令和5年度新規事業として事業費8000万円を充て、治山ダム工1基、流路工一式、山腹工一式を実施する。負担割合は国50%、府50%。
現地発生土砂を利用した施設を整備することで、資材の使用を抑え、環境に配慮するとともに、コスト縮減を図る。