極東開発工業(大阪市中央区)の子会社である日本トレクス(愛知県豊川市伊那町南山新田350)は、本社敷地内にトレーラの生産工場を新設する。投資額は建物と設備を含めて約40億円。現在は造成を進めており、6月に本体工事に着手する見通しだ。
新工場の計画規模は鉄骨造平屋1万2008平方b、高さ9b。1日当たり12台の生産能力を見込む。作業環境の向上のため、溶接と塗装を一貫ライン化して高所作業を低減する。その他、省力・省人化を図るため、各工程をロボットにより自動化する方針。
環境面では、CASBEEあいちの認証を取得した。出力750`hの太陽光パネルを設置する予定で、年間約3・2dのCO2排出量の削減を見込む。また、同工場は「人にやさしい街づくり条例」の適合証交付施設となっている。
名称は「日本トレクス本社トレーラ生産工場(E工場)」。2024年5月に完成する予定。
設計・施工はTSUCHIYA(岐阜県大垣市)が担当している。
提供:建通新聞社