トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2023/05/16

【千葉】25年2月頃に構想策定/駅南18haで整備手法等検討/まちづくり支援プロポ/大網白里市 大網駅南地区

 大網白里市は15日、土地所有者および関係地区長などで構成する「大網駅南地区まちづくり協議会」との協働によるJR大網駅南地区18haにおけるまちづくり支援業務委託の公募型プロポーザルを公告した。委託期間は、契約締結日から2025年3月24日まで。委託上限額は400万円。年割額は、23年度・24年度各200万円。協議会の代表役員と行う「まちづくり検討会」の中で市街地整備手法や将来のまちづくりの方向性を示す「大網駅南地区まちづくり構想」の案をまとめ、25年2月下旬の協議会会員全体と実施する「まちづくり協議会総会」での議決を経て策定する。
 支援業務の内容は、7回程度の「まちづくり検討会」と2回程度の「まちづくり協議会総会」の運営支援、市街地整備手法ごとの概算事業費・事業化までの工程・事業手法などの実現性検討、まちづくり構想案の策定など。
 市街地整備手法については、土地区画整理事業等による駅前広場および駅前広場へのアクセス道路などの都市基盤整備や、地区計画による開発規制・誘導などを検討する。
 大網駅南地区は、主要地方道山田台大網白里線、都市計画道路永田養安寺線(市道01―005号線)、主要地方道千葉大網線(都市計画道路北飯塚池田線)、JR外房線で区画されている。区域内には南白亀川水系の支流である二級河川小中川が流れ、河川の東側が市街化区域、西側が市街化調整区域となっている。
 プロポーザルの参加資格は、市の入札参加資格者名簿の「大分類:土木関係建設コンサルタント業務、中分類:都市計画および地方計画」に登録され、03〜22年度に駅から約1km以内に位置する市街地整備において、土地所有者や住民等が主体または参加で組織した「まちづくり協議会等」のまちづくり構想・方針・ビジョンなどの策定を支援する業務の履行実績を有していること。また、技術士法に基づく建設部門に登録されている技術士またはRCCMの資格保有者を主任技術者として配置できることなどを求めている。
 今後は、23日まで質問書の提出を受け付け、26日に回答。30日まで参加申出書の提出を求め、6月2日に参加資格審査の結果を通知。企画提案書の提出を16日まで受け付け、20日に書面審査の結果を通知。27日のプレゼンテーション審査を経て、29日に受託候補者などの結果を通知し、7月12日の契約締結を予定している。
 「大網駅南地区まちづくり協議会」は、22年10月30日の設立総会において発足。会員は、土地所有者約160世帯および南玉・池田・駒込15区の各地区長。事務局は、市都市整備課。k_times_comをフォローしましょう
times